こんにちは!鈴風カオリです。
今回は人生にも彩りを与える「色」の効果について、
心理学専攻で大学卒業後 現在も独学で心理学を学び続けている私が
お話していきます!
こんにちは!KIRAです。
おおー!
「色」についての心理って、ブログのサムネイルとか作るのにも役立つのかな?
うんうん!
色を使ってデザインする時に情報をしっかりと伝えたり、
多くの人に注目してもらいたい人にぜひ聞いてほしい内容です〜!
いいね!
教えてー❤️
は〜い!
ではでは!早速今回の内容を紹介するね!
1.色のイメージとそれによる心理的効果
色にはそれぞれ独特のイメージがあり、
私たちの心にさまざまな影響を与えています。
日常生活の中で何気なく目にする色も、
実は私たちの気分や行動を左右していることが多いんです。
例えば、赤が情熱やエネルギーを連想させたり青が冷静さや信頼感を引き出すように、
色彩には不思議な力があります。
「色彩には間違いなく、人の心を動かす何かがある」。
出典:日本色彩研究所
つまり色をどう使うかで大きな変化が生まれるということ。
今回は、それぞれの色がどんな効果を持っているのか早速紹介していきます!
赤色:情熱の赤!エネルギッシュで気合の入る色。
人の興奮を促し注意を引きやすいので、
危険を連想させる色としてもよく使われています。
青色:冷静な青!信頼感や知性といったイメージ。
赤色とは対照的に心を落ち着きつかせる効果がある色です。
黄色:元気な黄色!希望の光のように創造力を刺激したり、
楽しい雰囲気にさせてくれる色です。
こちらも赤同様に目立つ色なので注意喚起に使われることも多いですね。
緑色:自然の緑!自然を見ると癒されるようにリラックス効果があります。
精神的な効果以外にも、眼精疲労を和らげる効果があるといわれています。
紫色:ミステリアスな紫!高貴、神秘的、セクシー
といったイメージのある感性を刺激する色です。
興奮を抑えたり疲労回復する効果もありますが、
一方で不安な印象を与えることも。
黒色:なに色にも染まらない黒!力強さや洗練されたイメージをもっている色です。
一方で恐怖感や重圧感を与えることも。
白色:無垢な白!清潔で純粋といったイメージをもつ色。
どんな色とも合いやすい便利さも備わっています。
オレンジ色:活発なオレンジ!黄色よりもあたたかみがあり親しみやすい色。 オレンジのものを身につけるとフレンドリーな印象を与えたり、 人の注目を集める効果があります。
ピンク色:安心のピンク!優しさ、愛情、可愛らしい
といった印象は女性的ともいえます。
落ち着きや幸福感を与えるといわれている色です。
グレー:引き立て役のグレー!白と黒が混ざってできた良くも悪くも控えめな色。
洗練されたイメージを与えることができます。
2.色のイメージと心理効果がどういったところで活用できるのか
色はただの視覚的なものだと思われがちですが、
実は使い方次第で人の心を動かすパワーがあるんです。
例えば、どんな色を使うかによって商品の売れ行きが変わったり、
ウェブサイトの印象が一気に決まったり…。
今回は、実際にどういったところで活用できるのかについて、
以下の5つに分けてご紹介していきます!
・マーケティング、パッケージデザイン
・ウェブデザイン
・ファッション
・インテリアデザイン
・イベント、プレゼンテーション
では早速、それぞれの分野で色がどのように活かされているのか詳しく見ていきましょう!
2-1.マーケティング、パッケージデザイン
まずはマーケティングとパッケージデザインについて話します。
商品やブランドの魅力を最大限に引き出し、消費者の心に強い印象を残すために
色の使い方は非常に重要な要素です。
何故なら私たちは色を通じて瞬間的に感情や印象を受け取り、
それが行動に影響を与えることも少なくないから。
特に現代のマーケティングやパッケージデザインでは、
消費者に強い印象を与えるために色彩が効果的に使われています。
それはまるで、一瞬で心を掴む「無言のセールストーク」のようなもの。
以下、マーケティングとパッケージデザインそれぞれの分野において、
色彩がどのように活用されているかについての具体的です。
マーケティング
色は見る人に瞬間的に感情やイメージを与えるので、
例えば、赤いボタンやバナーは「今すぐ買わなきゃ!」という気持ちを刺激して
購買意欲を高める効果があります。
また、青は信頼感や冷静さを表すので、
銀行や保険会社の広告にはよく使われますね。
パッケージデザイン
商品の第一印象を決めるのはなんといってもパッケージの色!
例えば、オシャレで高級感のある黒いパッケージと
派手でカジュアルな黄色いパッケージでは全然違う印象を受けますよね?
食品のパッケージだとより想像しやすいかもしれません。
健康食品のパッケージは緑色が多いのですが、
それは「自然でヘルシー」なイメージを伝えるため。
逆に、スナック菓子などは赤や黄色を使って
エネルギッシュで食欲をそそる印象を与えているのです。
ほうほう…
言ってることはわかるんだけどさ…
色だけで消費者の行動を左右するって無理あるんじゃない?
たしかに、色だけが決定打になるわけではなく
他にも商品品質、価格、ブランド力なんかが絡んでくるのは事実。
あくまでも、色はその第一印象を決める大事な要素ってことだね。
人は無意識に色から感じるイメージで、
商品に対する直感的な判断をしています。
色はその商品のストーリーを伝える「一番最初のメッセージ」なので、
マーケティングやパッケージではとても重要です。
2-2.Webデザイン
次はWebデザインについて話します。
ウェブサイトの色使いは、実はただの装飾以上に大きな影響を与えています。
色彩の違いだけで、サイト全体の印象や見やすさがガラッと変わることをご存じでしょうか?
どんなに優れたコンテンツやサービスを提供していても、
色使いによってユーザーが居心地の悪さを感じてしまえば
すぐにサイトから離れてしまう可能性があります。
逆に心地よい色の組み合わせは、訪問者を引きつけて
サイトに長く滞在させる力を持っています。
色彩が与える感情的な影響をうまく活用することで、
ユーザーにとって使いやすいサイトが完成しますし、
結果的にビジネスの成功にもつながるのです。
だからこそ、サイトを作る際には色の選び方には注意を払う必要があります。
では実際にどうすれば良いのかということですが、
以下の内容をおさえておくと良いと思います。
第一印象に影響している
ウェブサイトを開いた瞬間に「このサイトなんか良い感じ!」とか「ん~微妙…」など、
いろんな印象を受けますよね。
その印象を左右してる大きな要素が「色」なのです。
例えば、金融系のサイトは青が多いのですが、
それによって信頼感と落ち着きを表現されています。
逆に、ファッション系のサイトではビビッドな色が多く使われて、
トレンド感や若々しさを演出しています。
色でユーザーの行動を導くことができる
色でユーザーの動きをコントロールすることができます。
例えば、購買サイトで「今すぐ購入」ボタンを赤にすると
緊急感や強い訴求力が出てクリックされやすくなります。
青や緑のボタンだと「安心してここを押してね」というメッセージになるので、
サインアップや問い合わせページでよく使われています。
ここでいくつか具体例を挙げていきます。
・Eコマースサイト:例えば、Amazonみたいな購買サイトでは
「購入ボタン」を黄色やオレンジにして視覚的に目立たせています。
これで、ユーザーは「ここを押すんだ!」と直感的にわかるようになっているのです。
この色使いの工夫が売上にも関わっているんですね。
・健康やウェルネス系のサイト:ウェルネスや健康関連のサイトでは、
緑や青がよく使われています。
これらの色は「自然」や「落ち着き」を感じさせて、
信頼感を持たせる効果があるのです。
「このサイト、安心できるな~」という気持ちでユーザーの滞在時間が伸びることも。
・クリエイティブ系のサイト:デザイン事務所や
クリエイティブな仕事をしてる会社のサイトでは、
紫やピンク、ビビッドなオレンジが使われることが多いです。
これらの色は個性的で、クリエイティブな印象を強く与えます。
ユーザーに「この会社、アイデア豊富そうだな!」
と思わせる狙いがあるのです。
ほお…
やっぱり色って結構重要なのね。
ウェブサイト作るにもコンテンツの内容だけ良ければ
いいってわけでもないのかー。
うんうん!
もちろんコンテンツはの内容は重要だけど、
色が与える第一印象やユーザーの行動を促す力を
無視するのはもったいないなって思う!
そっかー!
例えばサイトにアクセスしてもらっても、
パッと見の色使いが悪かったらコンテンツにたどり着く前に
ユーザーが離れちゃう可能性もあるの。
えー!それは嫌だな。
色の選び方次第でサイトがもっと使いやすくなったり、
訪問者がコンテンツにスムーズにアクセスできるようになる…
まさしく「色はコンテンツに誘導する道しるべ」!
「色はあくまで補助だけど、その補助が大事」ということです。
2-3.ファッション
次はファッションについて話します。
服の色選びは思っている以上に私たちの気分や周りに与える印象に影響しているんです。
例えば、朝の準備の際に「今日はどんな気分で過ごしたいか」や
「周りにどんな自分を見せたいか」を考えながら色を選んでいることありませんか?
誰かに好印象を与えたいときや場面に合わせて自分をどう見せたいかを意識する際、
色はとても効果的なツールになります。
人は無意識のうちに色から多くの情報を受け取っているため、
周囲が抱く印象にも深く関わっているんです。
では、実際にどのようなことを考えて色を取り入れたら良いのかというところですが、
以下に例を挙げてみます。
気分を色で表現できる
服の色は自分のその日の気分を表す大事な要素。
例えば、今日は気合い入れたい!という時には
黒や赤の服を着ると気持ちが高まるし、
逆にリラックスしたい日には青やグレーを選んで落ち着いた感じに。
服の色で自分自身の気持ちにも影響を与えることができるのです。
周りに与える印象も変わる
色は、自分がどう見られたいかも表現できる一つのツール。
例えば、黒いスーツを着るとクールでフォーマルな印象を与えられるし、
黄色いカジュアルな服なら元気で明るいイメージを
周りに伝えることができます。
色を使えば、自分がどんな印象を周りに持ってもらいたいかを
自由自在にコントロールできてしまうのです。
ここでいくつか具体例を挙げていきます。
・ビジネスシーン:ビジネスの場では黒やネイビーのスーツがよく使われますよね。
これらの色は信頼感やプロフェッショナルな印象を与えて、
仕事ができそうなイメージを演出できるのです。
・カジュアルシーン:休日に友達と出かける時には
明るい色やポップな色の服を選ぶと良い印象を与えやすいです。
例えば、元気いっぱいの黄色やオレンジならポジティブで
アクティブな印象を周囲にアピールできますね!
・デート:女性はピンクやパステルカラーを選ぶと、
優しくて柔らかい印象を相手に与えることができます。
色で雰囲気を作ることができちゃうのです。
服の色なんて個人の好みでよくない?
心理効果とかあんまり気にしなくても…。
たしかに好みは人それぞれだし、
気にすることで疲れちゃうのであれば考えなくて良いと思うよ〜。
でも色の心理効果を知っておくとより自分を表現する手助けになるかもしれないし、
場面に合わせた色選びができるようになるから知っておいて損はないかな。
そっかー。
あ、好みの話でいうと…
私の知り合いに心配りが素敵な人がいるんだけど、
その人 私(カオリ)と会う時は私の好きな色を取り入れた服着て来てくれるの。
え!そんな配慮してくれる人いるんだ!
そうなの!素直に嬉しいし、
そうやって相手の好感度にも繋げることができるんだなって
勉強になったの〜!
皆さんもぜひ試してみてね〜!
2-4.インテリアデザイン
次にインテリアデザインについて話します。
インテリアの雰囲気を作り上げる上で色選びは欠かせない要素です。
何気なく選んだ色が実はその空間全体の居心地や印象に大きな影響を
与えていることをご存じでしょうか?
家のインテリアでも色選びを意識することで
部屋の用途やそこで過ごす人たちに合った最適な空間を作り出すことができるのです。
ただ、部屋の色を決めるときには自分の好みだけでなく、
その空間でどのように過ごしたいのかやどんな雰囲気を作りたいのかも
大切な要素として考慮することが必要です。
以下具体例です。
雰囲気や居心地を色で変えられる
部屋の色次第で、そこにいる時の気分や居心地がガラッと変わりますよね。
例えば、壁を白にすると空間が広く見えてすっきりするけど、
ちょっと冷たくて無機質な感じにもなります。
そんな時はクッションやラグを暖色系にしてあたたかみをプラスすると、
バランスが取れて居心地の良い空間になるのです。
目的に合わせた色選びができる
部屋の使い方や目的によって色を工夫することで効果的な空間作りができます。
ここでいくつか具体例を挙げていきます。
・リビングルーム:リラックスした空間にしたいなら、
淡いベージュや柔らかいグリーンを取り入れるのがおすすめ。
家族みんながくつろげる居心地の良いリビングができます。
逆に活発なイメージにしたいのなら、アクセントで
オレンジや黄色を使ってみると明るく元気な印象になりますよ。
・オフィスや勉強部屋:集中力が欲しい場所には青や緑がばっちり。
例えば、壁やカーテンにこれらの色を使うと、
頭がすっきりして集中力が高まる効果があります。
静かな仕事部屋や勉強スペースにはもってこい。
・寝室:ぐっすり眠れる空間を作りたいなら、落ち着いたグレーや柔らかいパステルカラーがおすすめ。
これらの色はリラックス効果が高くて、
安眠をサポートしてくれます。
寝る前の気分を整えるのにぴったりです。
色は視覚的に最初に感じる部分なので、
部屋全体の雰囲気に大きな影響を与えています。
色を上手に使えば、素材や配置をさらに引き立てることもできるのです。
2-5.イベント、プレゼンテーション
最後にイベントやプレゼンテーションについて話します。
こちらも色が持つ力を無視することはできません。
なぜなら会場の装飾やスライドの色で雰囲気を変えたり、メッセージの伝わり方に影響を与えるから。
どれほど内容が優れていても視覚的な演出がその内容とマッチしていなければ、
参加者の関心を引きつけることが難しくなります。
色は言葉を使わずにメッセージを伝え、場の雰囲気を作り上げる
「無言のコミュニケーションツール」。
ではそのツールをどのように取り入れると効果的なのかについては
以下の具体例を読んでみてください。
雰囲気を一瞬で決める色の力
イベント会場やプレゼンテーションでは、
最初に目に入る色がその場の雰囲気を作ります。
例えば、会場が青で統一されてると落ち着いた雰囲気で
ビジネス系のイベントなんかにぴったり。
逆に、元気なオレンジや黄色を使えば活気あふれる
エネルギッシュな雰囲気になって、
クリエイティブなイベントや若者向けの集まりに合います。
色一つで、参加者の気分やモチベーションをコントロールできるのです。
メッセージの伝わり方を色で変える
プレゼンテーションのスライドで、
重要なポイントを赤や黄色にすると、「ここ大事!」と
自然に強調されます。
(もし真っ白なスライドで話してたら、重要なポイントが埋もれちゃうかもしれません。)
逆に落ち着いた色を背景に使えば、
聞き手がリラックスして話に集中できるように。
色は視覚的なガイドであり、プレゼンでのメッセージを
正しく伝えるのに役立つのです。
ここで具体例を挙げていきます。
・企業の新製品発表イベント:たとえば、未来的なテクノロジーを紹介するイベントでは、青や銀色がよく使われます。
これらの色は「信頼感」や「クールな技術」をイメージさせて、
革新的な製品のイメージを強調できるのです。
・パーティーや社内イベント:楽しいイベントでは、カラフルな装飾が場を盛り上げます。
例えば、明るい黄色やピンクでデコレーションすれば、
参加者のテンションが一気に上がって楽しい雰囲気に。
イベントやプレゼンで一番重要なのは内容ですが、
色もその内容を効果的に伝えるためにサポートしてくれる大切な存在です。
3.色を使ってデザインする時のポイント
色はデザインの中で強力なツールの一つ。
正しい色選びができれば、見る人にインパクトを与えたり
メッセージを効果的に伝えたりすることが可能になります。
ですが、ただ好きな色を使うだけではうまくいきません。
色を使ったデザインには目的やターゲットに合わせた戦略的な選択が欠かせないのです。
ということで、ここではデザインを格好良く、そしてしっかりと効果を発揮させるための
ポイントをまとめました。
今回ご紹介するのは以下の4つ。
・目的をしっかり決める
・ターゲットに合わせた色選び
・配色のバランスが命!
・トレンドもおさえよう!
こ順番に見ていきながら、色を上手に使ってデザインを
より魅力的にするためのコツをつかんでください!
ではさっそく始めていきましょう!
3-1.目的をしっかり決める
まず色を使ってデザインする時に一番大切なのは「目的をしっかり決める」ということを
話します。
なぜ大切なのかというと、目的が定まっていないと
どんな色を使えば良いのかも分からなくなってしまうからです。
目的を明確にすることで色選びに一貫性が生まれ、
そのデザインが伝えたいことがハッキリと伝わるようになります。
そしてそれがブランドやテーマの一貫性にも繋がります。
なので何のためにデザインしてるのか、まずはそこをはっきりさせましょう。
以下、具体例です。
(例)インテリアデザイン
1. 「リラックスできる空間を作りたい?それとも集中力を高めたい場所にしたい?」
2. 「読書スペースを作りたいからリラックスできる落ち着いた色が良いな」
→まずはどんな場面でそのデザインが使われるのかを明確にすることで、
色選びの基準がはっきりします。
3. 「薄めのベージュとか温かみも感じられて良さそう」
「リラックス効果のあるグリーンも取り入れたいな」
このように、まずはどんな場面でそのデザインが使われるのかを明確にすることで、
色選びの基準がはっきりします。
うーん…。
ひとつ聞きたいんだけどさ…
目的をしっかり決めるとデザインが型にはまってしまって、
自由でクリエイティブな発想ってできないんじゃない?
たしかに、
ルールがあるとその中で動かなきゃいけない感じがするかもしれないけど、
そういうわけではないんだよ〜。
え?違うの?
うん!
逆に目的をしっかりと持つことでデザインの方向性が明確になって、
効果的に自由な表現ができるの!
たしかに方向性が定まってないのは危険かも!
自由すぎたら「何を伝えたいのかが」相手に伝わらないこともあり得るもんね。
うんうん!
目的を持つことはガイドラインであって、
自由なデザインの邪魔をするものではないから安心してね〜!
はーい❤️
3-2.ターゲットに合わせた色選び
次にターゲットに合わせた色選びが大切だという話をします。
なぜ大切なのかというと、色は年齢やライフスタイル、文化によって感じ方が異なるから。
例えば、テーマが「自然」であれば、
その中で「どんなトーンの緑を使うか?」と
か「自然をどう表現するか?」という部分は自由に工夫ができますよね。
例えば、若者に向けたデザインなら明るくて元気な色が効果的。
ポップな黄色やピンク、エネルギッシュなオレンジなどが響きやすいです。
逆に、大人向けのデザインには落ち着いたネイビーや深いグリーン、
エレガントなベージュなんかが好まれます。
ターゲットの好みに合わせた色使いは、
見た人に「これは自分のためだ!」と感じてもらいやすくする
効果があるのです。
ここで具体例を挙げていきます。
・若者向けファッションブランド:若者向けのブランドロゴや広告に、
明るいネオンカラーやポップなピンク、
トレンド感のあるパステルを使えば「今っぽい!」と感じるし、
ブランドに親近感を持ってもらえます。
逆に落ち着いた色を使うと、
「なんか古臭い…」って思われちゃうこともあるかもしれません。
・高級ブランドのパッケージ:大人向け、高級感を出したいブランドは、
シックで洗練された色を使うことが多いですよね。
例えば、黒とゴールドを使ったパッケージはエレガントさや
プレミアム感を強調できるので、
「高いけど価値がありそう」と感じてもらえます。
ここで派手な色を使うと逆に安っぽく見えちゃうかも。
デザインは全体が一貫していることが大事ですが、
色はその中でも特に大きな影響を与える要素です。
ターゲットが誰かをしっかり考えてその人たちに響く色を使うことで、
デザインの効果がグンと高まるのです。
3-3.配色のバランスが命!
次に配色のバランスも重要だという話をします。
なぜならバランスよく色を使うことで、デザインがスッキリ見やすくなって、
インパクトも出すことができるから。
特にビジュアルコンテンツにおいては情報を簡潔に伝えることが求められますが、
配色のバランスがしっかりしていることも
見る人が重要な情報を見逃すことなく理解するのに大切なのです。
逆に配色がゴチャゴチャしていると、見る人がどこに注目すればいいか迷っちゃいます。
色をたくさん使いすぎるとカラフルすぎて目が疲れちゃうことも。
おすすめは「メインカラー1つ、アクセントカラー1つ、サブカラーを2~3色」に絞ること。
統一感があって落ち着いたデザインになるのはもちろん、
メッセージが強く伝わる構成だと思っています。
また、「背景とテキストのコントラストをしっかり」つけましょう。
背景が暗ければテキストは明るく、
逆に背景が明るければテキストは暗くするといった感じ。
これで、見た瞬間に「何が書いてあるのか」が一目でわかります。
このブログサイトもまさに色のバランスを意識して作っています!
きらり〜ん!
この記事のサムネイルの配色や、文字と背景のバランスどう思う?
いい感じ!
…なんだけど結構カラフルじゃない?
まとまって見えるのにたくさん色使ってるよね?
どういうことー!?
お!気づいた?
結論、カラフルでもバランスを考えればOKだよ!
ほほう!
カラフルなデザインは目を引くし楽しい印象を与えやすいけど、
その分まとまりを欠いたりメインメッセージが埋もれちゃう危険も…。
でも色をたくさん使いたい時はメインカラーをしっかり決めた上で、
そのメインを引き立てる形で他の色を使えばカラフルでも統一感が出せるの!
そうなのね!
例えば、ポップなイベントのポスターで
メインカラーを黄色にしたらアクセントに青や赤を使って他の部分をサポートするとかね〜。
良いね!
バランスを意識して使うことで、効果的にカラフルなデザインができますよ。
3-4.トレンドもおさえよう!
最後に、最新のカラートレンドをチェックしてデザインに今っぽさをプラス
することが大切だという話をします。
なぜならトレンドの色を使うことで、デザインに「今」を感じさせることができるから。
例えば、その年の流行色やファッションで人気の色を取り入れれば、
新しいものということで周りの目を引いて注目を集めやすくなりますよ。
トレンドの色を取り入れると何が良いのかというと、
業界の最新情報に敏感で時代に合わせて進化しているという印象を与えられること。
特にファッションやインテリア、ウェブデザインなんかの分野では、
トレンドに合わせた色使いができると
「このブランドはオシャレで流行を知っている」と評価されやすいのです。
ここで具体例を挙げていきます。
・ファッションブランドの広告:その年のトレンドカラーが「クラシックブルー」だったら、
広告やウェブサイトにブルーをふんだんに使うことで今っぽい印象を与えられます。
新しいシーズンの洋服やアクセサリーにそのトレンドカラーを取り入れると、
お客さんも「これ、今の流行だ!」と思うのです。
・ウェブサイトのリニューアル:ウェブデザインでも、
トレンドカラーを使ってサイトをリニューアルすれば、
訪問者が「このサイト今の流行に乗ってる!」と感じるかも。
例えば、ミニマルデザイン(装飾を最小限に抑えた特徴あるデザイン)
とパステルカラーが流行している時には、
シンプルなレイアウトにやわらかいパステルを組み合わせて、
落ち着きがありつつも新鮮な印象を与えることができます。
あのさ、
トレンドを取り入れすぎると逆に他と似たようなデザインばかりになって、
個性がなくなくなったりしないかな?
たしかに、
トレンドを意識しすぎると他のデザインと
似た感じになるリスクもあるのは否定できない…。
だよねー。
どうしたら回避できるんだろう?
大丈夫!
結論、トレンドは参考にしつつ自分らしいデザインに
取り入れるのがベストってことだと思うよ!
ふむふむ。
トレンドそのものをそのまま使うのではなくて、
自分のブランドやスタイルに合う形でミックスすることで、
個性を保ちながらも新鮮な印象を与えることができるよ!
例えば、メインカラーは自分のブランドカラーで統一して、
アクセントにトレンドカラーを少し取り入れるとかね。
おお!
なんかそう言われるとオシャレな自分らしい
コーディネートできる気がしてきた。(笑)
良かった!(笑)
トレンドの色を押さえながらバランス良くデザインに取り入れると、
「今っぽさ」と「個性」の両方を活かすことができます。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
色のイメージとそれによる心理的効果にはいろいろあって、
実際にどういったものがあるのかについて今回紹介してみました!
最後に今回の内容を振り返ってみましょう。
まず、色は私たちの感情や行動に深い影響を与える力を持っています。
その効果は「色」によって多種多様です。
そんな「色」はデザインや表現において色を効果的に使うことが魅力的な結果にも繋がります。
例えば「パッケージデザイン」という一つのジャンルに限っても
「食品のパッケージなのかコスメのパッケージ」や
食品パッケージなのであれば「健康食品なのかスナック菓子なのか」で効果的な色は異なります。
また、効果的な色を取り入れたら何でも良いわけではなく、
「効果的な色をより効果的に使うポイント」もお伝えしました。
「目的を明確にする」「配色バランス」「ターゲットに合わせる」「トレンドをおさえる」の
4つが大切です。
以上が今回の記事の内容でした。
色をうまく使えばデザインや日常生活で人に伝わりやすく印象に残るものが作れるので、
ぜひ意識して取り入れてみてください!
最後に、私 鈴風カオリのSNSと配信場所載せときます!
各SNS(TikTok、X、Instagram)
REALITY(配信アプリ)
ぜひこちらもフォローしていただけると嬉しいです!
ではでは、今回はこの辺で!
読んでいただきありがとうございました!
あなたの生活が彩り豊かなものになるうよう願っています!
またねです〜!
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