こんにちは!鈴風カオリです。
今回は私たちの感情にも大きな影響を与える音楽について、
実際にどういった効果があるのか
心理学専攻で大学卒業後 現在も独学で心理学を学び続けている私が
お話していきます!
こんにちは!KIRAです。
おおー!
音楽聴くのは好きよ!音楽の授業は苦手だけど(笑)
リラックスしたい時とかテンション上げたい時とか
状況に合わせて効果的に使うためのコツを知りたいなー!
うんうん!
コツはもちろん、効果を試す際の弊害についてもお話しするので、
普段から音楽を聴く全ての人にぜひみてほしい!
特に音楽好きな方、音楽を仕事や学業に活かしたい方、
自分自身を労わりたい方、子育てで役立てたい方などなど…
音楽はあらゆる場面で良くも悪くも影響あるから
ぜひ上手く活用して日々の生活をより豊かにするヒントになれば嬉しいです!
弊害!?
それは気になるな…教えてー!
は〜い!
ではでは!早速今回の内容を紹介するね!
1.音楽が人に与える心理的効果
音楽はただ楽しむだけではなく、私たちの心や体にすごく大きな影響を与えます。
リラックスしたい時、集中したい時、元気を出したい時…
それぞれにピッタリの音楽があるのを知っていましたか?
その力を知らずにただ流しているだけではもったいない!
ということで、まずは音楽がもたらす心理的効果を以下の5つに分けてご紹介します。
・リラクゼーション効果
・集中力の向上効果、記憶の強化
・感情の喚起、気分の改善、モチベーションの向上効果
・睡眠の促進効果
・共感の向上効果
ぜひ読み進めて音楽を上手に活用してみてください!
1-1.リラクゼーション効果
音楽には「リラクゼーション効果」があります。
理由は音楽が直接的に私たちの心拍数や呼吸、
血圧に影響を与えるからです。
ゆったりしたテンポや穏やかなメロディの音楽は、
私たちの自律神経に働きかけ交感神経を抑えて副交感神経を活性化させることが知られています。
これによって心がリラックスし、ストレスが和らぐのです。
さらに、音楽は脳内でエンドルフィンやセロトニンといった
リラックスを促進するホルモンの分泌を助けます。
例えば、スパやマッサージ店で流れているヒーリング音楽を思い出してみてください。
ふわっとしたメロディと静かなリズムで体も心もリラックスできる人が多いはず。
夜寝る前にクラシック音楽や自然音を聴くことで、より深い眠りに入る人も多いですよね。
私も疲れた時は静かな音楽で心を癒しています。
リラックスできる音楽は人によって違うんじゃないの?
その通りだね。
音楽の好みは人それぞれだし、
個人の心地よさを尊重することが1番大事だと思うよ〜。
…ということは?
リラクゼーション効果が有力だというのはあくまでも
一般的な傾向に基づいた話であって、
必ずしも全員に当てはまるわけではないの。
ほうほう。
じゃあ、例えばリラックスしたい時にヘヴィメタルが心地よいと感じるなら、
それがその人にとっての「リラクゼーション音楽」ってこと?
そういうこと!
音楽には無限のジャンルがあるので、
自分だけのリラックスサウンドを探してみるのも良いかも!
良いね!
1-2.集中力の向上効果、記憶の強化
音楽には「集中力の向上効果」と「記憶の強化」があります。
特にリズムやメロディがシンプルな音楽や、
歌詞のない楽器演奏(インストゥルメンタル)を聴いていると、
脳は雑念を振り払って集中しやすくなります。
また、音楽は脳の海馬という記憶に関わる部分を刺激することで、
記憶力をサポートすることが分かっています。
脳はリズムやメロディといったパターンを認識しやすいので、
特定の音楽を聴きながら勉強や作業をすると
その音楽がトリガーになって学んだ内容を思い出しやすくなるのです。
例えば、学生が試験勉強中にクラシック音楽や
アンビエント音楽(音楽構成やリズムよりも音色や雰囲気を重視した音楽)を
バックグラウンドで流して集中している、というのはよく聞く話です。
実際にクラシック音楽を聴きながら勉強することで集中力が持続し、
学習内容を長期的に記憶できる効果があるという研究もあります。
1990年代には、「モーツァルトを聴きながら勉強すると、テストでいい点数が取れる」という研究結果が広く知られていましたが、最近ではそれを覆すリサーチ(英文)も出てきています。それは、数字を使ったり、何かの順番を覚えたりする勉強をしているときに音楽を聴くと、頭に入りにくいというものです。とはいえ、それでも音楽は一度覚えたものを思い出す助けにはなるようで、アルツハイマーの患者が記憶を取り戻すのに使われたりしています。
出典:「音楽が脳に与える影響と、それを最大限活用する方法」LIFEHACKER
もちろん個人差はありますし、
学習内容によっては音楽を取り入れない方が良い場合もありますが、
多くの人が音楽は効果的だと感じているみたいです。
私は一度集中したら何時間も没頭できるから良いんだけど、
音楽聴きながらだと逆に集中できなくなったりしないの?
カオリン(鈴風カオリ)もこの前 配信で言ってたじゃんー
「周りの音が気になって集中できなくなる」って。
確かにそんな話もしたね〜
私が周りの音が気になって集中できなくなったのは
私が心地よいと思える音じゃなかったからだよ〜!
ほうほう!
ここで重要なのは「どの音楽を使うか」ということで、
激しい音楽が集中力を削ぐ人もいれば、
逆にそれで集中力を高める人もいるの。
ということは、
さっき「1-1.リラクゼーション効果」でも話してたように
個人の心地よさを大切にしたら良いってことかな?
うん、そういうこと!
例えば、リラックス音楽は集中に向かない人でも
エレクトロニカ(電子音楽やデジタル技術を用いて作られる音楽の総称)や
ダンスミュージックの繰り返しのビートが集中を助けることもあるので、
個々の感覚に合わせて試してみるのをおすすめするよ〜!
1-3.感情の喚起、気分の改善、モチベーションの向上効果
音楽で「感情の喚起」「気分の改善」「モチベーションの向上」ができます。
音楽が人の感情に強く働きかける力は
誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
音楽には、直接私たちの感情を揺さぶる力を持っていて、
嬉しい時や悲しい時に自分の気分を反映してくれます。
さらに、アップテンポの音楽や力強いリズムを聴くと自然とやる気が出て、
モチベーションが上がる傾向が高いです。
なぜなら、音楽の刺激によってドーパミンの分泌が促されるから。
ドーパミンとは。
中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもある。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習などに関わる。
出典:Wikipedia
つまりドーパミンによって私たちは快感や満足感を感じ、
やる気がみなぎってくるのです。
運動や作業の際にも音楽がモチベーションのブースターとして働いてくれます。
例えば、ジムでトレーニングするときにアップテンポな音楽を聴くと、
普段以上に力を出せたり長時間運動できる人も多いはず。
それは、音楽が脳に「もっと頑張れ!」って信号を送ってくれているからなのです。
また、悲しい時にしっとりしたバラードを聴いて涙を流す人もいますよね?
これも音楽が感情を喚起し、溜まった感情を解放する手助けをしているのです。
逆に元気がない時にポップスや明るい音楽を聴くと気分が少しずつ晴れてきたり…
音楽は私たちの感情を強く動かしてくれます。
おー!
効果的なのは知ってたけど改めて聞くとやっぱり音楽ってすごいねー
感情のコントロールまでできちゃうんだから!
そうだね。
だからこそ音楽に頼りすぎると依存して
自分で感情をコントロールできなくなるかもしれないから注意しようね…!
え…こわいんだけど!
突然ごめんね(笑)
依存しないためには初めから音楽に頼るんじゃなくて、
自分の感情や状態に気づいた時に音楽を使うと良いと思うよ。
そうします!
音楽を使って感情をリセットしたり気分を整えることは健康的な手段の一つで、
自分自身を元気づける方法の一環です。
疲れた時や落ち込んだ時に音楽を聴いて気分が良くなるのは、
心と体をリフレッシュするための自然な行動。
それに、音楽は感情を表現する手段にもなるので、
音楽を使って感情を整理したり発散することは、自己ケアの一環として非常に有効です。
私も気分が落ち込んだときは明るい音楽を聴いたり、
やる気が出ない時にはテンションの上がる曲でモチベーションを上げています。
あなたも自分の気分や状況に合わせて音楽を上手に活用して、
毎日をもっと楽しく過ごしていきましょう!
1-4.睡眠の促進効果
音楽には「睡眠の促進効果」があります。
理由は主に音楽が心拍数や呼吸を落ち着けて、
リラックス状態を作り出すからです。
音楽は脳の緊張をほぐして副交感神経を活性化させることで、
眠りに入りやすい状態を作ってくれます。
これにより寝る前にリラックスした状態が作りやすくなり、
質の良い睡眠が得られるのです。
例えば、眠れない夜にクラシック音楽やヒーリング系の音楽を聴くと、
気持ちが落ち着いてだんだん眠くなるっていう人は多いのではないでしょうか。
特にスローなテンポ(60〜80BPM)の音楽は、
私たちの脳と体を安定させて自然な睡眠リズムに誘導してくれます。
「スローテンポな上に歌詞のない音楽」や「自然の音を取り入れた音楽」は、
気が散ることなくリラックスできる可能性が高いのでおすすめです。
特に有名なのが、モーツァルトやショパンの穏やかなピアノ曲。
音楽療法でも安眠をサポートするために静かな音楽が使われることが多く、
これが実際に睡眠の質を向上させると多くの研究が示しています。
私はカオリンの配信でカオリンの声をききながら寝てます❤️
ありがとう(笑)
私の声はキラリンにとっての子守唄効果があるみたいね。
人によっては私(鈴風カオリ)の配信では寝るどころか目が覚めるって
言ってた人もいるし感じ方は十人十色なのかも。
催眠術効果抜群です❤️
音楽に関しても同じで、さっきから何度も言ってるように「自分に合った音楽」を見つけることが大切だよ。
音楽では寝付けなくても波の音や雨音のような環境音だったら寝れるパターンもあるかも。
私もそうなんだよね〜。
あ!カオリンこの前言ってたよねー
「家族の声が気になってなかなか寝つけません」って。
そうなの〜
音に敏感ですぐに寝るのが苦手なんだけど、
いろいろ試してみた結果、
最近は雨音を聞きながらだとぐっすり眠れることが多いかな。
1-5.共感の向上効果
音楽には「共感の向上効果」があります。
「共感の向上効果」とは、人はもともと感情を他人と共有する力があるのですが、
音楽によって更に共感しやすくなるということ。
音楽を聴いだり奏でたりすることである特定の感情が呼び起こされ、
その感情に他人が共感しやすくなるという仕組みです。
例えば悲しいメロディを聴いた時、私たちはそのメロディを通じて
アーティストが感じた悲しみや苦しみを想像して共感を覚えることがあります。
映画やドラマの感動的なシーンで流れる音楽でも、
そのシーンの感情を強く引き立てて私たちが登場人物の感情により
共感しやすくしてくれているのです。
悲しいシーンにしっとりした音楽が流れると、
登場人物の悲しみが自分にも伝わってきて泣きそうになる人も多いのではないでしょうか?
また、ライブコンサートなんかも同じです。
みんなで同じ音楽を聴きながら歌詞やメロディに共感して、
会場全体が一つの大きな感情の流れに包まれる感覚がある時、
音楽を通じてみんなが共感し合っているといえます。
音楽に共感するかどうかって結局個人の好みによるんじゃないの?
うん、その通りで共感の度合いにも個人差はあるのは事実。
ある人が感動する音楽でも別の人にとってはあまり感じることができないことも
あると思う。
でも「こういった感情になるのかな」と感情に寄り添うことができる可能性は高い
と思ってて、この「寄り添いたいと思う気持ち」が大切かな。
うんうん、そうね!
2.音楽を効果的に使うためのコツ
さあ、上記で音楽による心理効果がわかったと思いますが、
音楽を有効活用するにはまだ足りません…!
音楽を効果的に使うコツを知っていると、もっと日常が充実するはずです。
ということで、次はそのコツについて以下の4つに分けて紹介していきます。
・目的に合った音楽を選ぶ
・音量の調整
・適度な休憩を取る
・音楽をパーソナルな好みに合わせる
ぜひ音楽の力を最大限に引き出すのに活かしてみてくださいね!
2-1.目的に合った音楽を選ぶ
音楽はその特性によって私たちの気分や集中力、
リラックス効果に大きな影響を与えるので、
目的に合った選び方をすることでその効果を最大限に引き出すことができます。
音楽の「役割」を考えて選ぶことが重要なのです。
一般的に勉強中にロックやポップの激しい音楽を聴いていると集中力が散漫になってしまい、
静かで落ち着いたピアノやアンビエント音楽なら心を静めながら集中できる環境を作りやすいといわれています。
逆に運動する時にリラックス系の音楽を流してしまうとテンションが上がらずに体が動かないこともありますが、
ビートが効いたエレクトニカやダンスミュージックを流せば、自然と体がリズムに乗ってくるのではかどります。
私もREALITYで雑談配信をする時は視聴者さんがリラックスできるように
基本的には落ち着きのあるBGMを選んでいます。
「カオリンの配信といえばこのBGM!」
っていうのがるよねー。
最近流せなくなったって聞いたけど…。
そうなの…。
気づいたら無くなってて…お気に入りだったのに〜!
また新しいBGM見つけなきゃだね。
例えば、好きな曲でも歌詞がある曲と歌詞のない曲があったりしますよね?
読書や勉強中には逆に集中の妨げになることが多いので、
好きな曲の中でも歌詞のない曲を聴くようしてみる等。
色々試してみて、「この状況なら自分はこういう曲が合う」と断言できるくらいになると強いですね。
音楽で効率的に自分のパフォーマンスや気分をコントロールしましょう。
2-2.音量の調整
音楽を効果的に使うためには、「音量の調整」が大切。
あまりにも大きな音量だと集中を妨げたりストレスを感じてしまうことがあります。
反対に、音量が小さすぎても音楽の効果を十分に感じられないことも…。
なので状況に合わせて音量を調整することが音楽を最大限に活用するコツなのです。
音楽は適切な音量で流すことで心地よく聴こえ、リラックスや集中、モチベーション向上などの効果が得られます。
例えば、作業中はバックグラウンドでほんのり聴こえる程度の音量が集中力を高めてくれますし、
運動やパーティーでは少し音量を上げてテンションを高めるのが効果的です。
例えば、勉強中に音楽を聴く時音量が大きすぎると歌詞やメロディに気を取られて集中できなくなることがありませんか?
BGMを小さめに流すことで、音楽が背景として心地よく集中を助けてくれることが多いです。
運動するときや掃除をするときには、少し音量を上げるとテンポやリズムが体に響いて動きやすくなります。
また、適切な音量を心がけることは健康のためにも大切。
長時間にわたって大音量で音楽を聴いていると耳に負担がかかることもあります。
音楽の楽しみ方をさらに広げるためにも、音量の調整は「自分のための小さな工夫」として考えてみてください。
私も、配信中は視聴者さんがストレスを感じないように音量には気を配っていて、
度々問題ないか確認するようにしています!
うんうん。
BGMの音量もそうだし、声のボリュームとか
楽器(ホルン)配信の時は音が割れてないかとかも確認してるよね。
うん。
自分一人で確認しても良いんだけど、
人によって感覚が違ったり使用している媒体によってきこえ方が違うだろうから
視聴者さんに手伝ってもらって確認してるの〜。
2-3.適度な休憩を取る
音楽を効果的に使うためには「適度な休憩を取る」ことが大切。
適度に音楽を止めて「無音」の時間を作ることが、音楽をもっと効果的に使うためのコツです。
音楽は素晴らしいツールですが、ずっと聴き続けると逆にその効果が薄れてしまうことがあります。
特に長時間同じ音楽を聴いていると脳がそれに慣れてしまって音楽の刺激が減ってしまうので、
時々音楽を止めて静かな時間を挟むことで耳と脳をリフレッシュさせることで脳が情報を整理しやすくなり、
次に音楽を聴いたときにまた新鮮な効果を感じることができます。
例えば集中して仕事や勉強をしている時、1時間おきくらいに音楽を止めて5〜10分の休憩を挟むと耳がリフレッシュされ、
その後また音楽をかけると集中力が戻りやすくなります。
またリラックスするために音楽を聴いている時も、長時間流しっぱなしにするよりも適度に休憩を入れて無音の時間を楽しむことで、
音楽の効果がより感じやすくなりますよ。
音楽を止めると、気分も途切れてしまうんじゃない?
うん、そうかもしれないね。
でも結果として途中で脳や耳を休憩させてあげた方がより効率的に
音楽の効果を感じ取れるようになると思うよ。
そっかー…
永遠に疲れない身体があれば良いのに!
それは神の領域だね…(笑)
2-4.音楽をパーソナルな好みに合わせる
音楽はそれぞれ感じ方が違うので、「音楽をパーソナルな好みに合わせる」ことが効果的に使うための重要なポイントです。
自分が心地よいと感じる音楽を選ぶことで、リラックスや集中、モチベーションアップの効果が一層高まります。
クラシックがリラックスに最適だっていう一般的な考え方があるけど、
ある人にとってはそれが逆に退屈に感じることもあります。
逆に、ポップスやエレクトロニカが心を落ち着ける人もいるということ。
なので、まずは自分の好みを理解しましょう。
そこから自分に合った音楽を探していくことで、自分にしっかりフィットしてよりパワフルに感じられるものに出会えるはず。
例えば朝のジョギングをする時、一般的にはアップテンポな音楽が好きな人はポップやEDMを聴くと自然と体が軽くなって走りやすくなるといわれていますが、
逆に落ち着いた音楽が好きな人はスムースジャズ(ジャズ、ポップ、フュージョンにR&B
のテイストを混ぜた音楽)やアンビエントを聴くことで気持ちが安定して、
同じように快適に走れることもあります。
また仕事中に集中したい時も、ある人にとってはピアノソロが最適な選択かもしれないけど、
別の人にはローファイヒップホップ(環境音やレコードノイズ等の不完全要素が含まれる音楽)が
一番集中できる音楽かもしれません。
一般的=みんながフィットしているとは限らないので
ぜひ自分の感じ方を大切にすることを前提に選んでみてください。
3.音楽による心理的効果の弊害と対策
音楽は癒しや元気を与えてくれますが、気をつけないと逆効果になる場合もあるので注意が必要です。
気づかないうちにストレスを増やしていたり、感情が麻痺してしまう場合もあるんです。
ここでは、そんな音楽による心理的効果の「弊害」とそれに対しての「対策」についてお話しします。
今回ご紹介するのは以下の2つ。
・ストレスの増加
・感情の麻痺
この記事を読むことで音楽と上手く付き合う方法を知って、
健やかに安心して楽しめると思います。
それではそれぞれ解説していきます。
3-1.ストレスの増加
音楽は多くの人にとって癒しやリラクゼーションのツールですが、
逆に「ストレスを増加させる」という意外な一面もあります。
音楽が原因でストレスが増加する理由の一つは、特定のジャンルや音量、またはリズムが合わない時。
特に大音量や激しいテンポの音楽を長時間聴くと、心拍数や血圧が上がって結果的にストレスが増してしまうことがあります。
また、音楽を聴く場面が不適切な場合、例えば仕事中に集中を妨げるような音楽を選んだ場合にストレスがたまることも。
心を落ち着けたいのに合わない音楽が流れていると、それが逆効果になってしまうことがあるのです。
例えばカフェで勉強や仕事をしている時に、店内の音楽が自分の好みに合わなかったり音量が大きすぎたりすると、
集中できずにイライラしてしまうかもしれません。
そんな時、だからといってカフェの音楽が自分に合っていないのはカフェのスタッフが悪いわけではありませんし、
「この音楽苦手なので違うものに変えてください」なんて我儘もなかなか言えないでしょう。
こういう場合は早々に場所を移動するのが最善策だと思います。
別の例も出しましょう。
通勤中にヘッドホンで音楽を聴いていたとして、
混雑した電車内で大音量の音楽を聴くと逆に疲れやすくなったり、
周りの環境音と音楽が混じり合って頭が混乱してしまって
結果としてストレスが増えることもあります。
私は電車内ではノイズキャンセリングのイヤホンを使うようにしています!
そうなんだ!
それで特に音楽を流すわけでもなく、ただ周りの音を抑えるようにしてるの。
へーイヤホンつけたら結構変わる?
うん!
イヤホン外した時に周りの音の大きさにビックリするくらい!
普段こんな騒音の中暮らしてたのか…って思うよ(笑)
このように状況に合わせて工夫することで音と上手く付き合うことができるわけです。
3-2.感情の麻痺
音楽を過剰に利用しすぎると「感情の麻痺」という問題が生じることがあります。
「感情の麻痺」とは、例えば感動的な音楽を聴き続けることで、現実の出来事に対して感情が反応しにくくなってしまうことがあること。
音楽が感情の「代替品」として働くと、現実の生活で本当に感情が必要な場面でも
音楽の刺激がなければ何も感じなくなってしまうことがあるのです。
例えば悲しい映画やゲームのシーンで、感動的な音楽が流れるとすごく感情が揺さぶられますよね。
でもそのシーンを何度も見て同じ音楽を聴いていると、次第にその感動が薄れてしまうことがあります。
これは音楽が感情の引き金となりすぎて、実際の状況ではなく音楽そのものに依存して感情を感じるようになってしまうからだといえます。
また日常生活で常に音楽を聴いていると、現実の対人関係や自然な感情の起伏を感じにくくなってしまうこともあります。
辛い時に悲しい音楽を聴き続けると、感情を浄化するどころか逆にその感情に「慣れ」てしまい、
後々のリアルな悲しみに対して鈍感になってしまうこともあるのです。
なので、音楽は過剰に使いすぎないように注意しましょう。
何でもそうだけど「やりすぎ」は逆効果ということですね。
感情が音楽に依存しすぎないように、日常的な体験や自然な感情の動きを大切にすることも必要です。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
音楽が人に与える心理効果にはいろいろあり、
実際にどういったものがあるのか紹介させていただきました。
最後に今回の内容を振り返ってみましょう。
まず、「音楽が人に与える心理的効果」では、リラックス効果や集中力の向上、感情の喚起など、
音楽の持つ多様な力についてお話ししました。
音楽が心と体にポジティブな影響を与えてくれる一方で、依存してしまって
自分で自分の感情がコントロールできなくならないように注意しましょう。
次に「音楽を効果的に使うためのコツ」として、
目的に合った選曲や音量の調整など、音楽を上手に楽しむための工夫をご紹介しました。
音楽を日々の生活に取り入れる際に少し意識して活用するだけで、
その効果はぐんと高まります。
そして、「心理的効果の弊害と対策」についても触れました。
音楽の選び方次第では、逆にストレスが増加したり感情が鈍くなってしまうことも。
適切な対策を講じることで音楽を健やかに楽しむための工夫も大切です。
何より、「一般的にこの音楽が良いといわれているからこの音楽を使おう」ではなく、
今の自分(相手)にはこれが良いといったように、
自分(相手)の気持ちを大切にすることが一番だと思います。
以上が今回の記事の内容でした。
音楽の力を上手に活用して、心地よい日々を楽しんでみてくださいね!
最後に、私 鈴風カオリのSNSと配信場所載せときます!
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ではでは、今回はこの辺で!
読んでいただきありがとうございました!
あなたに幸あれ!
またねです〜!
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